kintone開発を依頼する会社の選び方！見積もり依頼はお気軽に

開発専門企業の実績を確認する

1つ目のポイントは、依頼したい企業の開発・導入実績を確認することです。システム開発を請け負っていてもkintoneの開発は経験がない企業も少なくありません。kintone独自のノウハウを持っている企業を選ぶためにも導入実績はしっかり確認してください。

kintoneの活用は業務改善や効率化に有効ですが、プラグインを自社開発するには人材の確保や育成が必要ですので、開発に慣れるまでコストや時間、労力を要します。その点、専門会社に依頼すると開発にかかる工数の削減が可能です。専門知識や経験豊富な技術者が開発を担当しますので、複雑なシステムの開発や権限設定など細かな仕様に対応できます。

また、開発実績の少ない企業よりも多い企業のほうが柔軟な対応が期待できるでしょう。kintone開発時は、導入実績が豊富な専門会社を選んでください。

ヒアリングが丁寧な企業か確認する

2つ目のポイントは、ヒアリングが丁寧な企業かどうか確認することです。ヒアリングが不十分なまま開発を進めてしまうと、思い描いていた内容とは異なるシステムが完成してしまうリスクが否定できません。

kintoneの主な目的は、業務の効率化やシステム化などの業務改善です。開発を専門会社に依頼する場合、自社の抱える課題を伝え、改善するためのシステムを開発してもらう必要があります。また、外部に開発を委託する場合、開発コストは大きくなりがちです。「費用をかけて完成したシステムなのに使い勝手が悪い」と不満が生まれないよう、課題を伝える際にヒアリングを十分に行ってくれる企業を選んでください。

開発・導入後のサポート体制を確認する

3つ目のポイントは、開発・導入後のサポート体制を確認することです。依頼していたシステムが完成したのち、使用してみることで実際の使用感や操作方法を把握できます。運用開始後に初めて使い勝手の悪さや操作性の悪さに気づくこともあるかもしれません。この問題は、しっかりヒアリングを行って開発を進めていても起こり得ることです。

そのため、導入後に使用感や操作性を調整したいと考えたとき、すぐにサポートや改善をしてくれる企業を選ぶことが大切です。ホームページに導入後のフォロー体制が整っているか掲載している企業もあります。ホームページで判断できない場合は、お問い合わせや初回の相談で聞いてみるとよいでしょう。

開発に要する費用の相場を把握しておく

4つ目のポイントは、開発に要する費用の相場を把握しておくことです。いくら要望通りで細かな機能を備えているシステム開発が可能でも、予算が大幅にオーバーしてしまえば実装は現実的ではありません。こちらでは、kintone開発の相場をご紹介します。

• 小規模カスタマイズ：約3万円
• 外部システムとの連携：約5～10万円

一般的に、システム開発に要する費用は「作業単価×作業時間＋固定経費」で計算されます。相談時に提示された見積もりが適切な金額か判断するためにも、費用相場の把握は非常に重要です。