kintoneで業務改革!会計事務所で活用できるアプリ導入事例 | kintone × freee連携

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kintoneを活用して業務改善を進めたい!とお考えの会計事務所が増えてきております。ただ、具体的にkintoneをどのように活用したいのかが明確になっていない会計事務所も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、株式会社Crena(クレナ)がkintoneの導入支援をした税理士法人木下会計事務所の導入事例を紹介します。

この記事をみれば、具体的なkintone活用方法がきっとみつかるはずです!是非、最後まで御覧ください。

 

事務所に行かないと進まない!これまでの個人確定申告業務

税理士法人木下会計事務所は『親切・丁寧』をモットーに東京都江戸川区で45年以上ものあいだ中小企業を中心とした地域密着企業の会計・財務を支えてきました。やみくもに事業拡大を行うのではなく一人一人に寄り添っていく方針でじっくりとお客様に向き合うコンサルティングを大切にされています。

(こちらの会社紹介動画は弊社が作成しております。会社紹介動画のご依頼は問い合わせからお願いします。)

多くの問題を乗り越えて45年以上ものあいだ会計事務所を運営してきた木下会計事務所でしたが、新型コロナウィルスの影響により業務を大きく変革することが迫られていました。そんな中で浮上した問題が、『事務所に行かないと進まない業務(確定申告業務)』でした。

まず1つ目の問題は、紙で進捗管理をしていること。

「kintoneを導入するまでは、大きな紙に印刷された進捗表を事務所の壁一面に貼り、業務が完了したら手書きで日付を記入するというアナログな方法で進捗管理をしていました。(所長 山下氏)」

新型コロナウィルスから社員ならびにお客様を守るためには、従業員の事務所への出社制限をする必要があり、なおかつ業務を滞りなく進めるためにはこれまでのアナログな方法では難しく、新しい方法を模索していました。

もう1つの問題は、確定申告書のチェックが全て紙で行われていたことです。申告書の作成が完了すると、チェックに必要な資料を全て印刷しファイルに纏め、チェック担当者の机に置くことでチェック依頼をしていた。しかし、こちらも出社制限に伴い見直す必要がありました。

テレワーク推進!ペーパレス化!kintoneを活用した個人確定申告業務

kintone導入後、木下会計事務所での個人確定申告業務は次のようにすすめられています。

申告内容をkintoneに登録

申告するお客様の申告内容をkintoneの「個人確定申告」アプリに登録します。個人確定申告アプリでは年間の活動内容(活動アプリ)や過年度の申告内容が確認することができます。

▼個人確定申告アプリ個人確定申告アプリの画面イメージ

申告書を作成しDropBoxに申告書を格納

申告書作成システムで申告書を作成し、チェックに必要な申告書類一式をDropBoxの指定のフォルダーに格納します。従来であれば紙でチェックしていましたが、クラウドファイルストレージを活用することで事務所にいなくてもチェックができる体制を実現しました。

フォルダー管理のPoint
フォルダ管理で大切なのは、フォルダ階層を深くし過ぎないことです。最大でも3階層に留めておくことで、目的のファイルが探しやすくなります。

チェック依頼

申告書をDropboxへ格納したらkintoneのステータスを『申告書作成中』から『チェック中』に変えます。※プロセス管理

プロセス管理とは
プロセス管理とはkintoneの機能の一つです。プロセス管理を設定することで、どの状態(ステータス)で、誰(作業者)が、何をする(アクション)かを管理することができます。。

▼個人確定申告アプリ個人確定申告アプリのステータスについてのイメージ画像

ステータスが変更されると、自動的にチェック担当者にChatworkチャットが送られます。チェック担当者はChatworkのタスク管理機能を使うことで作業漏れを防止することができます。

▼Chatwork通知Chatwork通知のイメージ画像Chatworkタスク機能のイメージ画像

チェック

チェック担当者は、kintoneポータル画面の『お知らせ』に表示された自分にチェック依頼された個人確定申告を確認し、チェックをしていきます。チェック結果は「個人確定申告チェックリスト」アプリに登録していきます。

▼お知らせ(ポータル画面)お知らせ(ポータル画面)のイメージ画像

▼個人確定申告チェックリストアプリ個人確定申告チェックリストアプリのイメージ画像

全てのチェックが完了したらkintoneのステータスを『チェック中』から『指摘事項確認中』に変えます。

▼個人確定申告チェックリストアプリ個人確定申告チェックリストアプリのステータス移動のイメージ画像

▼Chatwork通知Chatwork通知のイメージ画像

指摘事項修正&電子申告依頼

担当者はチェック担当者から受けた指摘や質問を確認し申告書を修正します。修正後にkintoneのステータスを『指摘事項確認中』から『電子申告待ち』に変えます。

▼個人確定申告アプリ個人確定申告アプリのイメージ画像

電子申告

所長は電子申告待ちの申告書を確認し電子申告をします。

進捗確認&分析

所長はkintoneポータル画面の『お知らせ』に表示された事務所全体の進捗状況を確認し、従業員のフォローをしたり、業務の偏りを減らしていきます。

▼お知らせ(ポータル画面)ポータル画面(御仁確定申告分析)のイメージ画像

請求書作成&回収

経理担当者は電子申告済みの確定申告を確認し請求書レコード作成します。作成した請求書レコードの詳細画面の[freee請求書作成]ボタンを押すことでfreee会計の請求書が自動作成されます。その後、freee会計にて口座に入金された売上の消込処理を行い、決済情報をkintoneに連携します。

▼請求書アプリ(左)、freee会計の請求書(右)請求書アプリ(左)、freee会計の請求書(右)

▼freee会計 自動で経理freee会計 自動で経理のイメージ画像▼請求書アプリ(左)、freee会計の請求書(右)請求書アプリ(左)、freee会計の請求書(右)

短納期&低コストのスモールDX

税理士法人木下会計事務所では、25個以上にもわたるアプリを『約6ヶ月』で完成させています。kintoneは誰でもかんたんに業務アプリをローコードで開発することができます。そのため、木下会計事務所のように顧客管理(CRM)、販売管理など会社に必要な基本アプリにくわえ、会計事務所ならではのオリジナルアプリを複数作成する場合でも、150万円~300万円で構築する可能。短納期&低コストで基幹システムを構築したいと思っている会計事務所は是非ご検討ください。

▼ポータル画面ポータル画面

最後に

今回は、株式会社Crena(クレナ)がkintoneの導入支援をした税理士法人木下会計事務所の導入事例を紹介しました。kintoneを既にご導入の方や導入を検討している方は是非参考にしてみてください。

株式会社Crena(クレナ)では、中小企業様を中心に、低コスト&短納期でのkintone導入を構築を支援しております。システムを構築する前段階である、業務の洗い出しから課題の抽出、最適な業務フローの構築からサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

会計事務所向けのkintoneパッケージを販売しております!
少しでも興味がある方、周りにシステム導入をお考えのお客様がいる方はサービスページをご覧いただければ幸いです。

kintoneアプリ開発のご依頼は株式会社Crenaへ

会社名 株式会社Crena(クレナ)
TEL 043-388-8819
設立 2020年8月
代表取締役 平野 賢太郎 (Hirano Kentaro)
事業内容

クラウドソリューション事業

システム開発事業

ビジネスソリューション事業

URL https://create-new-air.com/

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