【kintone】文字変換置換プラグインで、データの表記揺れをスマートに解消!

kintone

文字変換置換プラグイン活用例

今回は「kintoneの文字変換置換プラグイン」を使って、データの表記揺れをスマートに解消する方法についてお伝えします。

この記事は以下のような人にオススメ!

・kintoneを利用しているが、データの表記揺れに悩んでいる方

・データの統計分析や集計を行う際に、表記揺れが原因でトラブルが起きたことがある方

・kintoneのプラグインを活用したいと考えている方

・データの統一性を確保することで、業務効率化や精度向上を目指している方

・kintoneの文字変換置換プラグインについて詳しく知りたいと考えている方

データの表記揺れは、同じ意味を持つ単語やフレーズを異なる形で表記することで発生します。例えば、「株式会社」や「㈱」、「カブ)」など、同じ会社を指しているにも関わらず表記が異なっている場合があります。これらの表記揺れが存在すると、データの統計分析や集計などに支障をきたすことがあります。そこで、この記事ではkintoneの文字変換置換プラグインを使って、データの表記揺れを解消する方法を紹介します。

kintoneにおける表記揺れの問題点

データの正確性が損なわれる

kintoneでは、同じデータが複数登録されてしまうことを防ぐために、重複禁止の設定ができます。しかし、表記揺れがある場合、同じデータであっても異なる形式で登録されてしまい、データの正確性が損なわれます。例えば、株式会社〇〇と㈱〇〇とカブ)〇〇という表記が混在している場合、同じ企業を指しているにもかかわらず、異なるデータとして扱われてしまいます。

データの比較や統計処理が困難になる

kintoneには、データを可視化するためのグラフ機能があります。しかし、データに表記揺れがある場合、同じデータが複数のグラフに分かれて表示され、正確なデータの可視化ができなくなってしまうことがあります。例えば、売上集計を行う際に、同じ商品名が異なる形式で登録されている場合、正しい集計ができず、意思決定に影響を与える可能性があります。

検索の精度が低下する

データの表記揺れがある場合、同じ情報でも異なる表記が複数存在する可能性があります。そのため、データを検索する際に、全ての表記バリエーションを考慮する必要があります。これにより、検索の精度が低下する可能性があります。

文字変換置換プラグイン 機能説明

kintone文字変換置換プラグインは、弊社がが開発したkintoneのアプリケーションで使用できるプラグインの一つです。このプラグインを使うことでフィールド内の文字を自動的に変換、置換することができます。

このプラグインを使用すると、以下の機能を利用することができます。

・文字の自動変換/置換
・半角/全角変換
・大文字/小文字変換
・先頭大文字変換
・一括変換/置換

続いて、文字変換活用例についてご紹介していきます!

文字変換置換プラグインで5種類の表記揺れを解消してみた!

1. 文字の自動変換/置換

文字の自動変換/置換機能で、特定のフィールド、検索文字に対して任意の文字に変換/置換することができます。また逆に略語から正式表記への置換も可能です。置換する対象フィールドや検索文字を複数設定することもできます。

パターン1:法人格の省略記号による表記揺れ

「㈱」のような省略記号を「株式会社」という正式表記に置換したい場合は下記の通り設定することで表記揺れを解消できます。

プラグイン設定画面
画面イメージ
パターン2:空白(スペース)の有無による表記揺れ

「山田 太郎」と「山田太郎」のように、氏名の間に空白(スペース)があるかどうかによる表記揺れは、下記の通り設定することで解消できます。

プラグイン設定画面
画面イメージ

2. 全角/半角変換

カタカナ・英数字・記号・空白(スペース)の全角半角に関する表記揺れを解消することができます。

パターン3:会社名やフリガナの表記揺れ

英字の会社名を「Crena」から「Crena」、フリガナを「クレナ」から「クレナ」のように変換したい場合は下記の通り設定することで表記揺れを解消できます。

プラグイン設定画面
画面イメージ

3. 大文字/小文字変換

英単語や人名などをアルファベット表記で記載される場合に、大文字と小文字の使い分けにより発生する表記揺れも解消できます。

パターン4:英単語や人名の表記揺れ

「ID」と「id」等の英単語や「yamada taro」と「YAMADA TARO」のような人名での英字における表記揺れを解消するためには、下記の通り設定します。

プラグイン設定画面
画面イメージ

4. 先頭が大文字/小文字の表記揺れ

地名や人名など固有名詞の場合に発生する、先頭文字の大文字/小文字での表記揺れを解消できます。

パターン5:英単語や会社名など固有名詞の表記揺れ

「apple」と「Apple」のような英単語や、「crena」と「Crena」などの固有名詞による表記揺れが考えられます。下記の通り設定することで先頭の文字を統一し、表記揺れを解消することができます。

プラグイン設定画面
画面イメージ

5. 一括変換/置換

既に登録されているデータを手作業で修正するのは大変ですよね、、そんなときは一括変換/置換機能でワンクリックで完了できます。

文字変換置換プラグインを活用することで過去のデータもきれいになり、自動変換/置換機能で今後表記揺れが発生することがなくなり、一石二鳥です!

さいごに

今回ご紹介した「kintoneの文字変換置換プラグイン」のβ版が現在30日間無料でお試しできます!本プラグインの他にもカンバンプラグインやフィールド制御プラグインなど全14種類のプラグインが全てお申し込みいただけます。

是非下記よりお試し申込みをお願いいたします!

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株式会社Crena(クレナ)では、中小企業様を中心に、低コスト&短納期でのkintone導入を構築を支援しております。システムを構築する前段階である、業務の洗い出しから課題の抽出、最適な業務フローの構築からサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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会社名 株式会社Crena(クレナ)
TEL 043-388-8819
設立 2020年8月
代表取締役 平野 賢太郎 (Hirano Kentaro)
事業内容

クラウドソリューション事業

システム開発事業

ビジネスソリューション事業

URL https://create-new-air.com/

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