こんにちは、株式会社Crenaです!
今回の記事では、当社の「入力制御プラグイン」をご紹介します。
\この記事はこんな方にオススメ!/ ・kintoneで「○○のときは必ず△△にする」というルールがあるのに、入力ミスが多発して困っている |
上記のような、お悩み・ご要望をお持ちの方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
入力制御プラグインの機能紹介
入力制御プラグインは、入力に対して重複や必須項目の不足、登録条件のチェックができるプラグインです。
入力制御プラグインには、3つの「チェックを実行する前提条件」と、3つの「チェック内容」が用意されています。
これらを組み合わせることによって、自由度の高いカスタマイズを行うことが可能です。
まずは、それぞれの設定画面を確認していきましょう。
チェックを実行する前提条件
→ 入力内容チェックを実行する前提条件を設定します。この条件を満たす場合のみチェックが実行されます。
条件① フィールドの値
フィールド・条件式・条件値の組み合わせで、チェックを実行する条件を設定します。
条件② 画面設定
レコード追加画面・レコード編集画面・レコード一覧画面のうち、特定の画面だけでチェックが実行されるように設定ができます。
設定OFFの場合は、すべての画面でチェックが実行されます。
条件③ ユーザー設定
特定のユーザーのみ、チェックが実行されるように設定できます。
設定OFFの場合は、すべてのユーザーにチェックが実行されます。
チェック内容
→ チェックするフィールド、条件式、条件値の設定を行います。条件を満たす場合のみレコードの保存が成功します。
内容① 重複チェック
指定したフィールドで、他のレコードと重複があるかをチェックします。
複数のフィールドを選択した場合は、複数のフィールドを組み合わせて、重複チェックを行います。
(例)社員番号が重複していないかチェック |
内容② 必須チェック
指定したフィールドが入力されているかチェックします。
(例)氏名が必ず入力されているかチェック |
内容③ フォーマットチェック
指定したフィールドの形式が正しいかをチェックします。
(例)勤務地と社員寮が正しく揃っているかチェック |
まとめると、「チェックを実行する前提条件」と「チェック内容」は以下のようになります。
チェックを実行する前提条件 | チェック内容 |
条件① フィールドの値 | 内容① 重複チェック |
条件② 画面設定 | 内容② 必須チェック |
条件③ ユーザー設定 | 内容③ フォーマットチェック |
では、次に具体的な例や設定方法を紹介していきましょう。
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活用事例①:配達管理アプリで発送日設定を必須にする
例えば、以下のような配送管理アプリで、配送状況が「発送済」の場合、必ず発送日を入力しなければならないように、設定してみましょう。
アプリの設定でプラグイン設定画面を開いたら、まずは前提条件を設定します。
今回は、「『配達状況』のフィールドが『発送済』を含むとき」と設定を行いましょう。
そして、次にチェック内容の設定です。
ここでは、必須チェックで「発送日」のフィールドを選択します。
これにより、以下のような設定が完了しました。
チェックを実行する前提条件 | チェック内容 | |
「配達条件」のフィールドが「発送済」を含むとき | → | 「発送日」のフィールドを必須で入力 |
それでは、実際に設定を保存し、アプリを動かしてみましょう。
すると、以上のように、発送済の場合は発送日を入力しないと保存されないようにアプリを設定することができました。
これにより、入力忘れやトラブルの可能性を大幅に削減することが可能です!
活用事例②:従業員管理をパワーアップ
また、この入力制御プラグイン1つで、従業員管理なども大幅にパワーアップすることができます。
例えば、以下のようなアプリがあった場合を考えてみましょう。
このとき
- 社員番号が被ったらエラーを出すようにする
- 氏名が空白のときエラーを出すようにする
- 正社員が選択されているときは、必ず貸出物にチェックが入力されているようにする
- 勤務地と社員寮の登録が、必ず一致しているようにする
などを1つのプラグインで設定することが可能です。
入力制御プラグインは、1つのアプリで、条件を10つまで設定をすることができるのも嬉しいポイントとなっております!
条件を満たしてない場合は、エラーを返します |
条件を満たしている場合は、正常に保存されます |
その他の活用事例はこちらから!
以下のページでも入力制御プラグインの活用事例をご紹介しております。
気になる項目がございましたら、ぜひご確認ください!
まとめ
それでは、今回の記事の内容をまとめていきたいと思います。
「入力制御プラグイン」 ⇒ 入力に対して、重複や必須項目の不足、登録条件のチェックができる ⇒ 3つの「チェックを実行する前提条件」と、3つの「チェック内容」が用意されている |
チェックを実行する前提条件 | チェック内容 |
条件① フィールドの値 | 内容① 重複チェック |
条件② 画面設定 | 内容② 必須チェック |
条件③ ユーザー設定 | 内容③ フォーマットチェック |
⇒ これらの条件を組み合わせれば、自由度の高いカスタマイズが実現可能です!
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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