Notionのデータベース機能には、大きくPropertyとViewという2つの概念があります。
- View …データベースの表示の仕方。
-
Property …データにつける付加情報。属性ともいう。
今回はその中でもViewに焦点をあてて話したいと思います。
データベースの機能自体が複雑で理解しづらいこともあり、慣れていないと使いこなしが難しいですが、できる限りわかりやすく説明していきますので良ければ読んでいってください。
データベースのViewとは
先でも説明したとおりViewはデータベースの表示の仕方のことです。2021年8月時点だと6種類のViewが存在します。
- Table
- Board
- Gallery
- List
- Calendar
- Timeline
Table
最も基本となる表形式の表示になります。エクセルのようにセルに文字を入力できます。
Board
カンバン形式の表示になります。有名なアプリだとTrelloなどがありますね。カードを移動させることでステータスのようなデータを書き換えることができます。
Gallery
付箋のようなカードが一覧に並べられた表示形式になります。設定を変えることで写真表示も可能です。
List
上からタイトルだけが並んだシンプルなリスト形式です。お好みで任意のプロパティを表示させることもできます。
Calendar
カレンダー形式の表示です。期日やイベントの日付を入力するとカレンダー上にカードとして表示されます。
Timeline
ガントチャート形式の表示方法です。設定した期間に合わせて、カードの長さが変わって表示されるようになっています。
それぞれの特徴と使い所
1つのカードに入る情報量と、マウスのドラッグアンドドロップでカードを移動させることでプロパティの値が変わるなどマウス操作性の2つの軸でマッピングしてみました。
マッピングした結果が上の図になります。さらにこれらを大きく3つのグループで分けてみました。
1.一覧型
Table、Listが該当する。
特徴
-
- 1つのカードに入る情報量が多い。
- 大量のプロパティを横方向に並べられるので書き込みしやすい。
向いている利用シーン
-
- 情報整理
- 仕様書作成
プロパティを多く並べられるので大量の情報を整理することに向いていると思います。エンジニアだと仕様書を書くことがあると思いますが、CrenaではNotionで要件一覧や機能一覧を作ったりしています。
マウス移動できるカード型
Board、Timeline、Calendarが該当する。
特徴
-
- マウス移動でプロパティの値を変更できる。
- TimelineとCalendarは日付でカードが配置されるので期限管理がしやすい。
- Boardはステータスでカードが配置されるので現在の状態が俯瞰でわかる。
向いている利用シーン
-
- ミーティング
- タスク管理
一覧型と違いカードの詳細までは多く表示されませんが、全体を俯瞰しやすいのでミーティングのような複数人で全体把握をする業務にむいていると思います。CrenaのミーティングでもBoardを使用しています。
マウス移動できないカード型
Galleryが該当する。
特徴
-
- 画面に大きくカードが表示される。
- カードに大きく画像表示ができるので画像を並べるのに向いている。
向いている利用シーン
-
- アルバム作成
- 本の整理
美しく画像を並べられるので好きな画像をたくさん集めるのに向いています。本のカバー画像を乗せることで自分の本棚をNotionで作ることもできます。
まとめ
情報量とマウス移動性の軸でグルーピングしてみて、Viewの大まかな特徴と使うシーンがわかったと思います。データベースは機能や用語が多いので難しいところではありますが、使いこなすととても便利なのでみなさん使ってみてください。
Notionはまだまだ進化していくツールだと思うので、新たなViewが登場するのにも期待しています。
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会社名 | 株式会社Crena(クレナ) |
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TEL | 043-388-8819 |
設立 | 2020年8月 |
代表取締役 | 平野 賢太郎 (Hirano Kentaro) |
事業内容 |
クラウドソリューション事業 システム開発事業 ビジネスソリューション事業 |
URL | https://create-new-air.com/ |