【kintone導入事例】車両の仕入から販売、そして会計システムまで一気通貫!作業時間が大幅に削減!

kintone

導入事例

kintoneを活用して業務改善を進めたい!とお考えの車両販売店が増えてきております。ただ、具体的にkintoneをどのように活用したいのかが明確になっていない会社も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、株式会社Crena(クレナ)がkintoneの導入支援をした株式会社片岡オートの導入事例を紹介します。

この記事をみれば、具体的なkintone活用方法がきっとみつかるはずです!是非、最後まで御覧ください。

 

車両の仕入から販売、そして会計システムまで一気通貫!作業時間が大幅に削減!

株式会社片岡オート様 事業内容

株式会社片岡オートは、平成15年より貿易商社として中東、アジア、アフリカなど世界各国へ日本車を多いときは年間1万台を超える輸出を行っています。また、8000坪を超えるヤードに中古トラックや中古車、中古トラックの部品の豊富な在庫を抱え、国内販売にも力を入れています。

近年では、中古車販売にとどまらず、不要になったトラックのボディを所有する企業や人と、それを必要とする人とを繋ぐマッチングサイト「トラボディ」を運営しています。

kintoneを導入する前はどのような課題があったのでしょうか。

車両管理表(Excel)、車両異動手続書類、会計ソフトへの三重入力による入力漏れや誤り

弊社では、『車両管理表(Excel)』、名義変更や一時抹消登録などの『車両異動手続書類』、『会計ソフト』のそれぞれに同じ車両情報を入力する必要があり、入力漏れや誤りが多く発生していました。

車両情報は多くの入力項目があり、各システムや書類への重複入力は社内でなんとかしたいと問題でした。ただ、この問題は弊社に限ったことではなく、同業他社にヒアリングをしたところ、業界全体で同じような非効率な入力作業をしていることが判明しており、業界全体で業務効率化が重要となっています。

そこで、弊社が先頭に立ち業務効率化のシステムを作ろうと考えはじめました。

システムの基盤としてkintoneを選択した決め手は、外部システムとの連携に強く、汎用性が高いことでした。さらに、kintoneを導入支援しているパートナーが多いことも導入に向けて安心材料になりました。

kintone導入後に効率化した業務を教えてください。

仕入から販売、そして会計までシームレスに

kintoneを導入したことで効率化した業務は次の3つです。

  • 車検証情報入力業務
  • 車両異動手続書類作成業務
  • 会計ソフトへの入力作業
【車検証情報入力業務】車検証情報取得機能による入力業務削減!

当初はAI-OCRを活用し車両情報を登録していたのですが、思ったより文字の読み取りがうまくできず、余計に修正の手間がかかっていました。

車検証情報取得機能を作ったことで、一瞬で車検証情報がkintoneに登録できるようになりました。

これにより、大幅な入力時間削減、入力ミスや修正漏れ防止につながっています。

【車両異動手続作成業務】ボタン1つで書類が作成可能に!

これまで手書きで「第一号様式」や「自動車税申告書」などの書類を作成していましたが、kintone導入後はボタンを押すだけでkintoneから書類が出力できるようになっています。この機能は他の車両販売会社にもオススメしたいですね!

【会計ソフトへの入力作業】複雑な会計処理が誰でも簡単に!

車両に関する会計処理はかなり複雑で、税金(自動車税、重量税)、保険料、リサイクル預託金などを正しく期間処理すると共に、消費税の対象となるものを区分しなければならならず、一定の知識と経験が必要となります。結果、事務作業の負担感は高くなるとともに処理間違いの原因となっていました。

kintone導入後は、車両本体は「売上高(勘定科目)、課税売上10%(税区分)」、リサイクル料は「売上高(勘定科目)、対象外(税区分)」のように事前にルールを設定しておくことで仕入、販売情報に自動で勘定科目や税区分などの会計データが設定できるようになりました。これにより、経理知識がない人でも処理ができるようになり属人化の解消、業務時間の削減につながっています。

業界全体で非効率な入力作業をしている」とのことでしたが、同業他社に対してkintone活用を広めていくお考えはありますか?

同業他社にもkintone活用を広げたい!

kintone導入プロジェクト通して、わたしたちが蓄積してきたノウハウや作成したアプリを共有することで、業界全体のDX化の推進に貢献できればと思っています。

より多くの会社にkintoneを活用して頂くにあたり、今回構築したkintone環境をパッケージにしたいと思っています!

最後に

今回は、株式会社Crena(クレナ)がkintoneの導入支援をした株式会社片岡オートの事例を紹介しました。kintoneを既にご導入の方や導入を検討している方は是非参考にしてみてください。

株式会社Crena(クレナ)では、中小企業様を中心に、低コスト&短納期でのkintone導入を構築を支援しております。システムを構築する前段階である、業務の洗い出しから課題の抽出、最適な業務フローの構築からサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

Twitterフォローしておくと最新記事の通知が届きます。アップデートの記事を素早く受け取りたい方は是非フォローお願いします。

株式会社CrenaのTwitter

株式会社Crena(クレナ)では、中小企業様を中心に『低コスト&短納期』でのkintone導入を構築を支援しております。システムを構築する前段階である、業務の洗い出しから課題の抽出、最適な業務フローの構築からサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 
 

kintoneアプリ開発のご依頼は株式会社Crenaへ

会社名 株式会社Crena(クレナ)
TEL 043-388-8819
設立 2020年8月
代表取締役 平野 賢太郎 (Hirano Kentaro)
事業内容

クラウドソリューション事業

システム開発事業

ビジネスソリューション事業

URL https://create-new-air.com/

関連記事