はじめに
こんにちは。Kentaroです!
先日、次のようなツイートをしたところ、
販売管理データを会計データに変換する方法を教えて下さい!!
というDMを頂きました。
freee for kintoneを使ってるけど、入力がfreeeからkintoneに変わっただけで、kintoneとfreeeを連携するメリットが感じられません。
って声をチラホラ聞く。。。販売管理データを会計データに変換する仕組みをkintoneで構築しないと、kintoneとfreeeを連携するメリットはあまりないですよね。
— k.hirano (株)Crena代表 (@5minute95140888) August 15, 2022
そこで、今回は「販売管理データを会計データに変換する仕組み(プラグイン)」を紹介します。
freee for kintoneとは?
freee for kintone は、freee株式会社から提供されるWebアプリケーションです。freee for kintoneを用いることで、freee会計とkintoneを連携させて活用できます。
freee for kintoneを利用することで次のようなことができます。
- kintoneのレコード情報をfreee会計の勘定科目、税区分、取引先、部門、メモタグ、セグメント、経費科目、口座に連携
- kintoneのレコード情報をfreee会計の見積書・請求書に連携
- kintoneのレコード情報をfreee会計の取引に連携
freee for kintoneだけではダメ!?
freee for kintoneができることは、kintoneのレコード情報をfreee会計に連携することです。
つまり、freee for kintoneを利用してfreee会計の見積書や請求書、取引を作成するためには、kintoneのレコード情報に『勘定科目』や『税区分』などの会計情報を設定する必要があります。
▼<kintone>取引アプリ
しかし、手入力でkintoneに会計情報を入力していては、入力がfreeeからkintoneに変わっただけで、kintoneとfreeeを連携するメリットが半減してしまいます。
では、kintoneとfreeeを連携するメリットを最大限引き出すためにはどうすればよいのか。
その答えは、、、
kintoneで管理している売上や仕入などの販売情報に会計情報を付加する仕組みを構築する
です。
kintoneの販売情報に会計情報を付加する仕組み
株式会社Crenaでは、販売情報に会計情報を付加するために「会計データ設定」プラグインを作成しております。(プラグインは、弊社が提供する「PickPack」に組み込み、無償提供しております。)
「会計データ設定」プラグインを利用することで、特定の条件に合致する販売情報に対して、自動的に会計情報を付加することができます。
▼イメージ
プラグインのマッチング条件を細かく設定することで、次のようなことができます。
- 売上レコードのタイトルに「kintone」が含まれていたら、取引レコードの「勘定科目に売上高」、「品目にkintone」、「税区分に課税売上10%」を設定する。
- 売上レコードの部門に「食品販売部」が設定されていたら、請求書レコードの「勘定科目に売上高」、「部門に食品販売部」、「税区分に課税売上8%(軽減)」を設定する。
- 売上の明細行の備考に「源泉」が含まれていたら、取引レコードの「勘定科目に預り金」、「品目に源泉所得税」を設定する。
▼マッチング条件・明細行ごとのマッチング条件
▼会計情報付加例
このように、プラグインを使うことで手入力でkintoneに会計情報を入力することなく、自動的に販売情報に会計情報を付加することができます!!
最後に
今回は「販売管理データを会計データに変換する仕組み(プラグイン)」を紹介しました。
株式会社Crena(クレナ)では、中小企業様を中心に『低コスト&短納期』でのkintone導入を構築を支援しております。システムを構築する前段階である、業務の洗い出しから課題の抽出、最適な業務フローの構築からサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
kintoneアプリ開発のご依頼は株式会社Crenaへ
会社名 | 株式会社Crena(クレナ) |
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TEL | 043-388-8819 |
設立 | 2020年8月 |
代表取締役 | 平野 賢太郎 (Hirano Kentaro) |
事業内容 |
クラウドソリューション事業 システム開発事業 ビジネスソリューション事業 |
URL | https://create-new-air.com/ |