【kintoneユーザー必見】操作性がグッと上がるフィールド制御プラグインの活用方法

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株式会社Crena(以下、Crena)は、4月10日(月)よりサイボウズ株式会社が提供する「kintone(キントーン)」で利用可能なプラグインの提供を開始しました。今回はその中でも「フィールド制御プラグイン」の機能や活用方法についてご紹介します。

この記事は以下のような人にオススメ!

・kintoneをより便利にするプラグインを探している方

・他プラグインで実現できない機能があり困っている方

この記事を読むことで、Crenaが制作したフィールド制御プラグインの機能や活用方法について知ることができます。

プラグインの概要

「フィールド制御プラグイン」とは、条件に応じてフィールドの表示・非表示や活性・非活性を切り替えることができるプラグインです。

独自機能として、「一覧画面」「詳細画面」「追加画面」「編集画面」「印刷画面」それぞれのフィールド制御を用途に合わせて自由にカスタマイズできる機能も備わっています。これにより、ユーザーは自分たちのビジネスニーズに最適な画面をカスタマイズすることができます。

 

機能詳細

フィールドの表示・非表示制御

特定の条件を満たす場合に、フィールドを表示するか非表示にするかを制御する機能です。不要な情報を非表示にすることで、画面をスッキリとさせることができ、作業の効率化につながります。

非表示にできる対象フィールド
非表示にできる対象フィールドは下記の通りです。

ラベル、スペース、罫線以外のすべてのフィールド

適用させる画面
適用したい画面を自由に選択できます。フィールドの非表示を適用できる画面は下記の通りです。

レコード詳細画面、レコード追加画面、レコード編集画面、レコード印刷画面

適用条件
フィールドの非表示を適用する条件を設定することができます。条件対象に設定できるフィールド、条件式は下記の通りです。

条件対象フィールド
文字列(1行)、文字列(複数行)、数値、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、複数選択、ドロップダウン、組織選択、グループ選択、ユーザー選択、日付、時刻、日時、ルックアップ

条件式※条件対象フィールドによって異なります
=(と等しい)、≠(と等しくない)、>(より大きい)、<(より小さい)、≧(以上)、≦(以下)、次のキーワードを含む、次のキーワードを含まない、次のいずれかを含む、次のいずれも含まない、未入力、未入力でない

 

フィールドの活性・非活性(編集可・不可)制御

特定の条件に基づいてフィールドを活性・非活性(編集可・編集不可)にする機能です。この機能は、ユーザーによる誤操作を防止することができるため、作業の品質向上につながります。

非活性(編集不可)にできる対象フィールド
編集不可にできる対象フィールドは下記の通りです。

ラベル、スペース、罫線以外のすべてのフィールド

活性・非活性(編集可・編集不可)選択
対象フィールドを活性・非活性(編集可・編集不可)どちらにするかを選択することができます。

活性:ルックアップのコピーフィールドなどを編集できるようにしたい場合に選択
非活性:編集させたくないフィールドがある場合に選択

活用事例

実際にどのような場面で活用できるか、いくつか事例を紹介します。設定内容は利用するアプリによって異なりますので、参考程度にご覧ください。

事例1 フィールドの値によって表示フィールドを切り換えたい

フィールドの値によって表示フィールドを切り換えたいというケースがあります。

例えば、取引先情報をアプリで管理する際に、法人か個人かによって入力フィールドを切り替えたいという場合、下記のような設定をすることで実現できます。

【条件対象フィールド】:事業形態
【条件式】:次のいずれかを含む(次のいずれかを含まない)
【条件値】:法人(個人)
【非表示にするフィールド】:非表示にしたいフィールド
【適用する画面】:非表示設定を適用したい画面

 

事例2 画面毎に表示させるフィールドを切り換えたい

入力する際には必要だけど詳細画面では表示する必要がないフィールドを非表示にしたいというケースがあります。

例えば、住所フィールドを都道府県、市区町村等で分けているが、詳細画面では分ける必要がないので、文字列(1行)でスッキリまとめたいという場合。下記の通り設定することで解消することができます。

【条件対象フィールド】:入力必須に設定されているフィールド
【条件式】:未入力でない
【条件値】:-
【非表示にするフィールド】:本店所在地(入力用)
【適用する画面】:レコード詳細画面、レコード印刷画面

 

事例3 ルックアップのコピーフィールドを編集可能にしたい

ルックアップのコピー先に指定したフィールドは編集不可になります。しかし、場合によっては値を書き換えたいというケースがあります。

例えば、売上アプリで売上内容をマスタを活用して入力しているとして、例外として売上の単価を変更したい場合は下記の通り設定することで解消できます。

ルックアップのコピーフィールドを編集可能にしたい

【条件対象フィールド】:入力必須に設定されているフィールド
【条件式】:未入力でない
【条件値】:-
【活性/非活性にするフィールド】:テーブル>単価
【活性/非活性】:活性

ルックアップのコピーフィールド

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Crenaプラグインはすべて30日間無料でお試し利用が可能です。

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最後に

今回は、「フィールド制御プラグイン」の機能や活用方法についてご紹介しました!

株式会社Crena(クレナ)では、中小企業様を中心に、低コスト&短納期でのkintone導入を構築を支援しております。システムを構築する前段階である、業務の洗い出しから課題の抽出、最適な業務フローの構築からサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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会社名 株式会社Crena(クレナ)
TEL 043-388-8819
設立 2020年8月
代表取締役 平野 賢太郎 (Hirano Kentaro)
事業内容

クラウドソリューション事業

システム開発事業

ビジネスソリューション事業

URL https://create-new-air.com/

投稿者プロフィール

Mana
Mana
Crenaのデザイナー。誰かの役に立つ、それが私の生きがいです!趣味は歌、サックス、自転車の旅。とにかく外に出たい。自然を感じたい。北海道出身です(ΦωΦ)

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