kintoneを使っている方なら、一度はプラグインの導入に悩んだことがあるかもしれませんね。手動で一つずつアップロードするのはとても手間がかかります。
今回の記事ではプラグインの一括アップロード方法についてまとめました。

・kintoneでプラグインを使ったことがあるが、手動で一つずつアップロードするのが手間だと感じている方。
・kintoneで複数のプラグインを使用しているが、アップロードの手順を簡素化したいと考えている方。
・kintoneのプラグインを利用しているが、一括アップロードの方法がわからず、手動でアップロードすることに苦労している方。
そこで今回は、一括アップロードする方法をご紹介します。準備するものや、具体的な手順をわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、まずは事前準備から始めていきましょう。
事前準備
環境
- MacOS
シェルスクリプトを使っているのでWindowsでは実行できません。
必要なツール
- node.js
- kintone-plugin-uploader
やりかた
pluginsフォルダを作成
デスクトップに「plugins」という名前でフォルダを作成します。
pluginsフォルダにプラグインをいれる
アップロードしたいプラグインのzipファイルを入れます。
スクリプトファイルを作成
plugin-upload-script.shという名前でシェルスクリプトを作成します。
#!/bin/bash
# kintoneの環境情報を取得
read -p "kintoneのサブドメインを入力してください: " SUBDOMAIN
read -p "ユーザー名を入力してください: " USERNAME
read -s -p "パスワードを入力してください: " PASSWORD
echo ""
# plugin-uploaderを使って、指定されたディレクトリ内のすべてのプラグインをアップロードする
PLUGIN_DIR=plugins
if [ -d "$PLUGIN_DIR" ]; then
for plugin in "$PLUGIN_DIR"/*
do
if [ -f "$plugin" ]
then
echo "アップロード中: $plugin"
kintone-plugin-uploader --base-url "https://$SUBDOMAIN.cybozu.com" --username "$USERNAME" --password "$PASSWORD" "$plugin"
fi
done
else
echo "$PLUGIN_DIR が存在しません。プラグインがアップロードされませんでした。"
fi
スクリプトファイルを設置
作成したスクリプトファイルをデスクトップに置きます。
↓完成するとこんな感じになります。
ターミナルからコマンド実行
ターミナルで以下のコマンドを実行(デスクトップのworksにディレクトリ移動しています。)
cd ~/Desktop
ターミナルで以下のコマンドを実行(シェルスクリプトの実行権限を変更)
chmod +x plugin-upload-script.sh
ターミナルで以下のコマンドを実行(シェルスクリプト実行)
./plugin-upload-script.sh
サブドメイン、ユーザー名、パスワードを入力します。
プラグイン一覧画面を見るとフォルダに入れた2つともアップロードされていることが確認できます。
まとめ:kintone導入支援事業者にオススメ
今回は、「【kintone】プラグインの一括アップロード方法」について、事前準備から具体的な手順までを解説しました。
このように、kintoneのプラグインを一括アップロードする方法を身につければ、手間や時間を大幅に削減できます。ぜひこの記事を参考にして、kintoneのプラグインをより効率的に利用していただければ幸いです。
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投稿者プロフィール
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ケントです。大学卒業後、キヤノンでエンジニアとして7年働いた後、会社立ち上げから参画。現在はCrenaにフルコミットしています。
ラーメン、コーヒー、ガジェット、そしてプログラミングが好きな29歳。最近Notionにどハマリ中。