【Notion】2022年5月新機能 | 単方向リレーションが可能に！

はじめに

2022年5月3日にNotionがアップデートされました。
今回のアップデートタイトルは、「より簡単なリレーションプロパティのセットアップ」ということで、リレーション機能のアップデートになっています。
RelationはNotionを使いたての頃は機能が多く、Notionの中でも習得がかなり難しい機能ですが今回のアップデートでは初心者の方にもより使いやすくなるように変更されています。
Relationをいままで使っていた方にとってもかなり使えるアップデート内容となっています。

Notion をまだ使ってみたことがない方や、使ってみてもまだよくわからないと思っているかたは初心者向けにこちらの記事を書いているので読んでみてください。

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新機能紹介

リレーションの設定画面の変更

リレーションを設定する画面が変更されました。今回のアップデートでプレビュー画面がつくようになったのでデータベースの関係性が視覚的にわかり、よりわかりやすく設定できるようになったと思います。

Before

After

単方向でのリレーションが可能に

今まではリレーションを設定すると設定先のデータベースにも自動でRelationプロパティが追加される仕様でした。今回のアップデートでリレーションを設定する際に「単方向でのリレーション」、「双方向でのリレーション」にするかを自由に変更できるようになりました。

単方向でのリレーション

双方向でのリレーション

単方向リレーションの使い所

単方向でのリレーションは具体的にどういうシーンで使えるのかを考えてみました。

※このあとの説明ではCrenaで作成したプロジェクト管理テンプレートにもとづいて話しています。
事前にこちらの記事を読んでおくことを推奨します。

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個人的な結論としては一つにいきつきました。

• 親子関係で片方のデータベースからしかRelation設定することがない場合（Project – Task関係）

Projectsというデータベースには「Tasks(タスク管理用データベース)」、「Events（イベント管理用データベース）」、「Manuals（マニュアル管理用データベース）」といった別のデータベースへのリレーションがついています。
ただ実際に利用する際は「Tasksデータベースからプロジェクトを選択する」といったように子となるデータベースからしかRelation設定することがないので親側である「ProjectsデータベースからTasksへのリレーション」は削除できます。

いままで無駄にプロジェクトが多く邪魔になっていたので非表示にして運用していましたが、削除するとデータベースを美しく保つことができ管理がしやすいです。

逆に双方向でのリレーションが必要なパターンとしては以下のパターンがあります。

• Relation設定はしないが、Rollupを使って集計する場合（Phase – Timecard関係）
  PhaseとTimecardは「Timecard→Phaseへのリレーション」を使ってどのPhaseで工数がかかったかを集計しています。
  Rollupを使用する場合はRelationと組み合わせて使うので、Relation設定自体はRollupを使う場合は消すことができません。
  つまりこの場合は「Phase→Timecardへのリレーション」も残しておく必要があります。
  

おわりに

単方向リレーションを使うことで無駄なプロパティを削除できるのでデータベースを美しく保てるので、どんどん使っていこうと思います。

Notionの最近のアップデートをみるとよりユーザーフレンドリーなアップデート内容になっているように感じているので、どんどんNotionユーザーが増えて活発になっていくといいと思いました。こんな感じで随時アップデート内容をブログで書いていく予定ですのでまた見てください。