こんにちは!Kentarouです!
kintoneの魅力の1つとして、簡単かつスピーディーに業務アプリを作成できる点があります。
たしかに、アプリをスピーディーに作成できるに越したことはないです。しかし、使われないアプリを量産していては本末転倒。
そこで、「早くアプリを作成したい!」という気持ち抑えて、アプリ作成前にしてほしいことがあります。それは、「どんなデータを可視化したいのか」「可視化したデータをどのように活用したいのか」を考えることです。
今回は、絶対に使われるアプリを作成するために、Crenaで実際にやっているワークをご紹介します。
ワークをする目的
ワークの目的は、「どんなデータを可視化したいのか」「可視化したデータをどのように活用したいのか」を明確にして、真に使えるアプリを作成することです。
それでは、さっそく行きましょう!
Step1 紙とペンを用意する
文章で分析したい内容を考えても、形にならないことが多いです。 そのため、紙に絵やグラフを書いていきます。
※紙は裏紙 (A4,B5) で良いので、1枚の紙に1つのグラフを書いてください。
Step2 基本的な分析グラフを作成する
1. 分析したい主要項目 を縦軸に固定し、横軸にいろんな項目(単語)を入れてみる
主張項目(例):売上金額、仕入金額、利益金額、作業時間など
例えば、[部門]を入れてみました!
2. グラフにタイトルをつける
XXに1.で入れた項目を入れることでタイトルになります。 (XX別売上金額)
例:部門別売上金額
3. XX別の内訳項目を考える
※良いグラフは、見ただけで何かしらの判断をすることができます。
4. グラフに値を入れる(絵を書いてみる)
仮説をたてながら絵を書いてみてください。
5. 作成したグラフの利用用途を考える
『XX毎の売上金額が可視化されることで、〜できる。』「〜」に入る内容を埋めると良いかもしれません。
誰がいつ利用するかも考えると良いです。
Step3 いろんな分析したいグラフを考える
kintoneヘルプに載っているグラフをみて、いろんな分析したいグラフを考えてみてください。 基本的にはグラフは、次の3つを決めることで完成します。
- 縦軸
- 横軸
- 値
Step4 アプリを作成する
可視化したいデータ(グラフ)と活用方法が決まったら、後はそれを実現できるアプリを作成するだけです。
目的のデータを可視化するために必要なフィールドだけ用意しましょう。
蓄積する必要がないデータは、個別にフィールドを作成する必要はありません。備考にまとめる、コメントを利用することを検討してください。
管理者にとってメリットがあるものの、データを登録する人にはメリットがない場合には、とにかく入力フィールドを削ぎ落とすこと、入力を楽にできる仕組みにすることを心がけてください。
最後に
このワークをすることで、アウトプットしたいデータが明確になり、「必ず」と言っていいほど活用されるアプリを作成することができます。
勿論、データが蓄積されなければ元杢もないので、ユーザビリティは必ず意識してください(笑)
株式会社Crena(クレナ)では、中小企業様を中心に、低コスト&短納期でのkintone導入を構築を支援しております。システムを構築する前段階である、業務の洗い出しから課題の抽出、最適な業務フローの構築からサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
kintoneアプリ開発のご依頼は株式会社Crenaへ
会社名 | 株式会社Crena(クレナ) |
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TEL | 043-388-8819 |
設立 | 2020年8月 |
代表取締役 | 平野 賢太郎 (Hirano Kentaro) |
事業内容 |
クラウドソリューション事業 システム開発事業 ビジネスソリューション事業 |
URL | https://create-new-air.com/ |